カフェテーブルになったカウンターチェア

 カフェテーブルに転身したカウンターチェアの話


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リビングダイニングにある4脚のカウンターチェアうちの1脚が壊れた。座面の高さを調節する金具が折れた。
「♪お値段いじょう○○○~♪」のCMでおなじみの店で買って5年以上使ったチェアで、十分お値段以上の役割を果たしてくれた。

粗大ゴミ廃棄代金をケチったわけではないが、座面をはずして、木の部分(ノコギリでさらに細分化)と、ウレタン、合成皮、ビニールの部分に分けて適切に家庭用一般ゴミとして廃棄した。


残った支柱部分と金具を再利用して、カフェテーブルを作ってみた。

(天面)---
新たに準備したものは、天面になるヒノキ材。ホームセンターに行かずに100均ショップで調達した。夏休みが始まるせいか、工作用の品物が充実しているように思う。7枚買った。

節の部分にやにが多く、べたつく。アルコールで拭き、1日放置することを2回繰り返し、軽く紙やすりをかけて準備完了。

塗料をはじめとする他の材料は、工作室のガラクタ箱から適宜調達。

塗装は、ベランダに置くことを想定して、表面側は、けやき、メープル、マホガニーをそれぞれ2枚ずつ、3度塗り。裏面側は、残った色を使い切るように適当に。足りなければオールナットを使用。

マホガニーの色が強く、配列を検討。

(台座)------
カウンターチェアの足置き部分に台座を付けることにした。用途は、飲み終えたビール缶などを置くゴミ箱置き場。2枚付けて半円にしたかったが、ガラクタ箱には1枚しかなく、しかたなく1枚のみ設置。留め具は、以前スチールラックの転倒防止のために買った留め具の残りを活用。

支柱の丸みに合わせて台座の角を加工。まず、紙で大まかな型紙を作り、カラーボードの破材で仮作成。

加工しやすいMDF材で本制作。カッタナイフで少し小さめに切り出し、やすりでちょっとずつ削り、ぴったり合わせる。工作ではこんな作業と時間が一番楽しい

一つ目は削り過ぎで失敗。2つ目で納得。ボンドで接着。大きな洗濯バサミはこんなとこでも役に立つ。

はみ出し部分をカットし、白く塗装。

裏はこんな感じ。

留め具を付けて、完成。ピッタリはまり、いい感じ!

(接続)---
天板と支柱をつなぐ基礎部分はMDF材を使用し、ボルト穴を開けて仮止めしてみる。全体のイメージができた。


ボルトの頭を隠し、MDF材と天板を固定する厚みを作るために、ヒノキ材を1枚残しておいたが、100均ショップで見つけた工作用直方体16個(4個×4列)を使うことにした。

ボルトを通したMDF材の基礎と天板を固定し、端の部分に添え木を当てて補強し、残った塗料がなくなるまで重ね塗りして作業終了。

天板と支柱をつなぎ、完成!
タイトル:カフェテーブルになったカウンターチェア
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製作費:ヒノキ板6枚:\660+工作用直方体2セット:¥220-      
制作日:約1週間(2022.7)
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