カティサーク制作日記 #9:甲板張り

 甲板張り

帆船作りも前半(工作部分)の大詰め。

中央に1枚張る。マストの位置の中央に印をつけて置く。

5枚張ったところで、マストの穴を空ける。マストを刺し込んでみて、ゆるくないか、前後左右の歪みがないことを確認。

順に張り進めると、外板と同じく、張れなくなるので、すき間を埋める処理が必要となる。

説明書ではこのような指示をしているが😏、かなり難しいと考え、以下の方法で行った。


船首に近いブロックのすき間を残さないため、こんな矢印状に部材を加工した。

ヤスリで削り、曲面に合わせて、接着する。

次のブロックも同じように、矢印状に加工した角材を張る

すき間ができないように端材で押さえながら接着

3番目のブロックは、こんな形状に加工し、はめ込む。

ピッタリ収まるようにヤスリで微調整する。・・・1時間以上かかったが、この時間と作業が楽しい。ピッタリはまり快感!😂

左舷の最後の1枚。この1枚にも1時間以上の時間がかかったが、これでおしまい。

甲板の塗装
船体内側をマスキングして、ウレタンニス(けやき色)を塗る。(2回)

次は、船首甲板とピンレールの取り付け
・・・その前に・・・

 ピンレールを取り付ける前に、デッドアイの座の穴を通して甲板にも穴を空ける。⇒以前、サンタマリア号を制作した時、この工程の意味が解らず、先にしなかったのでデッドアイの取り付けにすごく苦労したことを思い出す。😨
サイズは 「Φ 0.8」と指示があるが、それより少し大きく空けた。ゆるければ、接着剤で固定する予定。

レーザー加工された部材を、先に塗装してから取り付ける。基本的には削りの作業は不要であるが、制作してきた船体の精度が悪いとすき間を生じる。ウレタンニスを塗った後、外板の曲がりに合わせみるが、気になるすき間はない!そのまま、接着。😅

船首甲板とピンレールを取り付ける。レザー加工された部材をクリップでしっかり押さえつつ取り付ける。上下に歪みがでないように、均等に圧がかかるように注意した😃。まあまあ満足な仕上がり!

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