カティサーク制作日記 #10:手すりの取り付け(船体の完成)

 船体手すりを取り付ければ、船体の制作がほぼ終了。


船体手すりの取り付け

船首と船尾の手すりは、レーザー加工処理を施した部材があり、ピンレール同様、着色塗装後、きれいに取り付けができた。とはいえ、クリップで均一に圧をかけることができず、それぞれ15分程手で押さえて接着させた。船首部分の接触は、吉田拓郎BestのCD5曲ほど聴いて過ごした。船尾部分は、南沙織のCDを聴いていた。

取り付けの前後。

問題は、船体中央部分の手すりの取り付け。説明書には”船体の形状に合わせて接着”と一文があるだけ。😕  


これがなかなかの難題 ・・・。使うのは、厚さ1.5 mm ×幅 4.0 mm の外板や甲板用の角材。先ずどのように船体の曲がりに合わせるか?。しかも曲げるのは、幅4.0 mm の方向、さらに、事前に3面はウレタンニスを塗ってあるため、お湯に浸けても曲がりにくい ?
もう一つは、接着する面(船外板の厚み)、のりしろになる部分の厚みが1.5mmしかなく、ガイドもない。接着時は、クリップも使えないような状態で、曲げを矯正しながら40cm超の角材を接着できるか・・・・難しい!!😝😰 昔やったファミコンのステージの最後に出てくる敵ボスをやっつける感じかな!


十分過ぎるほどお湯に浸けた後、外側レールをガイドにして船体の外周の曲がりに合わせて、クリップ止め。先頭、最後、中央にクリップを架けて、その間をある限りのクリップを均等にかけていく。




曲がりの強い船首部分には、上下に歪みが生じないか注意して輪ゴムもかけた。
角材に余裕があることから、失敗しても良い! 失敗したら、次は塗装する前に曲げる! 結構大胆に行った。繊細さが必要であるが、時に思いっきりも大事。

1日置いた結果、この程度曲がった。ゆがみもそれほどない。

先頭部分のつなぎ目を合わせる。色合いも違和感なし。

船尾のつなぎ目を合わせる。少し大きめにカットし、やすりで削り、ぴったり合わせる。

船体中央で前後の調整をして、片側ずつ、手で押さえて均等に圧を加えて接着する。

できた!



船体の制作がほぼ終わった。全体の工程の 1/3が終了。今夜もカティーサークで祝杯をあげる。ボトルの中身は既に1/3を過ぎている。こちらの進み方(減り方)が先行している。まあ、予想通りであるが・・・・今夜は乾杯!😅

コメント

このブログの人気の投稿

カティサーク制作日記 #18:ボートダビットのロープワーク

カティサーク制作日記 #7:吃水線を引き、マスキングして、塗装する。

Crack 空間のひび割れ

カティサーク制作日記 #0: 起工式