カティサーク制作日記 #0: 起工式

 2020年、65才の誕生日に退職したら作ろうと買っておいた「1/100 カティサーク号」を漸く開けた。



Woody JOE 社の製品はこれで3つ目。帆船は、サンタマリア号に続いて2隻目。もう一つは、松本城。

これまでに制作したWoody JOE 製のサンタマリア号と松本城。


キットの中はこんな感じ。プラモデルと違うのは、成型されたパーツもあるが、多くが成型を必要とする材料で提供される点である。(注:ウイスキーボトルは入っていません😅)


用途別に、何種類かの長さと太さの違う角材や丸材が入っている。図面に合わせて切って削って使う。袋から出してタグをはずしてしまうと、訳が分からなくなる。単なる棒切れと変わらない。

例えば、外板と甲板用の材料として角材が95本入っている。

フックやくぎも150本、500本単位で入っている。



設計図(説明書)もかなり大まかである。
「お湯で曲げて」とか、「外板材に合わせて削る」とか、「原寸図を参考にして」とか、アバウトというか、自由度が高いというか、決して親切丁寧な説明ではない。
曲げ具合、削り具合で出来が変わる。削り過ぎないようにどのくらい削るか、細かな調整が楽しい。この手間を惜しまない時間を過ごすことが心地よい。二つ先の手順くらいまで考えて、作業にかかるのも楽しい。









2023.4.10(Mon.)起工式
さて、制作開始を記念して、この1本を開封して、順調な進捗を祈念する。
制作が終わり、このボトルを空にする竣工式の日はいつになるだろうか。
楽しみな時間が始まる。



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